印刷用ページ

平成24年度 地域産業復旧・復興支援事業:Bタイプ 事業完了状況

No. 申込者 実施
事業者
事業名 事業の目的 事業実施状況・成果
1 岩手 岩手県商工会連合会 被災企業等商談会出展支援事業 連合会会員の早期再建及び県産品販路拡大支援事業として、公的機関等が開催する商談会への出展、新規取引等の事業展開を図るための、企業活性化支援事業。 「いわて物産商談会in仙台」6月開催及び「岩手2012食の大商談会」8月開催へ出展し、企業の早期再建・県産品販路拡大事業及び企業の再建への新たな販路・開拓事業としての効果が生まれた。
2 岩手 釜石商工会議所 地域再生支援事業 地域の再生を図る。高齢者等への生活の利便性の向上及び安全性と企業等のコミュニケーションによる防災教育・講演会等による地域再生するための支援事業。 高齢者等への生活の利便性の向上のため「あんでるせん」(鵜住居地区移動販売グループ)の移動販売店のチラシを2月に作成した。また鵜住居地域の住民に対し地域再生の防災関係説明会の備品(スクリーンほか)を10月に購入した。
3 岩手 特定非営利活動法人
あんしん生活
水産・食品加工工場復興・再開事業 気仙町地域の住民に対して、地域産業の振興及び活性化のための事業。震災で流失した事業再開に向け、地場産品の食品加工施設による高齢者及び仮設住民の雇用を行い復興への対応を図っており、事業再開に向けた設備(フォークリフト)の設置支援事業。 荷卸作業の生産効率を図るフォークリフト(中古)を9月に購入し、地場産品の食品加工施設を運営している「あんしん生活」にける高齢者及び仮設住民の雇用につながった。
4 岩手 株式会社
北上オフィスプラザ
被災地域の企業が共同で行う販路開拓のための展示会開催による産業復旧・復興支援事業 「藤沢・岩手復興支援交流ビジネスマッチングフェア」に三陸きずな商店と連携し、三陸地域の水産加工品を中心とした被災企業の海産物の販路拡大事業として、「三陸海産物展示即売会」を併設し、企業復興への支援事業。 藤沢市と三陸きずな商店が連携し、水産加工品等を中心とした被災企業の海産物の販路拡大事業を8月に開催した。多くの商品を販売することができ、新たな内外の連携と信頼関係が生まれ復興支援としての事業効果があった。
5 宮城 多賀城市 多賀城市市民経済部商工観光課 多賀城市町前三丁目仮設店舗・事務所案内看板設置事業 仮設店舗・事務所の建設に伴い、幹線道路からの誘導看板を設置し、域内外への周知を行うことにより仮設店舗入居事業者の活力と地域振興への対応を図る支援事業。 中小企業基盤機構による仮設店舗建設に伴い、幹線道路からの誘導看板を設置し、域内外への周知による仮設入居事業者の営業活動と顧客誘導事業により、事業者の本格再建へ効果があった。
6 宮城 塩釜市 塩竈市浅海漁業振興協議会 浅海養殖漁業消費拡大推進事業 浅海漁業施設の早期復旧と付加価値向上に向けたブランド化への振興協議会の取り組み。「2013塩竈フード見本市」に出展し、食品関係及び加工業者への地場産品のPR、販路拡大支援事業。 2月に開催された「2013塩竈フード見本市」に出展し、多くの引合と域内外の企業との販路開拓・改善並びに地域産業の復興促進事業として効果が生まれた。
7 宮城 東北芸術工科大学大学院仙台スクール 「東北復興未来塾」の企画運営 復興に向け歩み出した東北地域のビジネスシーンにおいて、単なる震災からの復興・再建を短絡的に目指すのではなく、基本視座の提供を目指し、各界のオピニオン・リーダーからの問題提起を基に「復興学」の学際的分野の構築を図る。問題提起セミナーの実施(全8回) 復興・再建への学際的分野を越えたリーダーからの問題提起の「復興塾」を開校し、8月~1月までの8回のセミナーを開催、今後の復興事業計画への人材育成事業として効果が生まれた。(セミナー全8回)
8 宮城 社団法人
みやぎ工業会
横浜市工業会連合会との広域連携の検討事業 震災時における工業会間との広域連携及び代替生産等のあり方についてのプロジェクト会議を開催し、有事の際の支援体制及び包括契約等締結について意見交換会を実施し、支援体制の方策検討事業。 有事の際の支援体制及び包括契約等締結並びに連携について協議を行い、今後の広域連携体制の実施に向けた新たな支援事業として効果があった。
9 宮城 みやぎ優れMONO発信事業実行委員会 ビジネスマッチ東北2012秋への参加 みやぎ優れMONO発信事業として、県内製造業を直接・間接的に支援・復興を行っている。、「ビジネスマッチング東北2012」開催に伴う、認定した製品の出展展示を行い、県内製造業の産業の復興をアピールすると共に販路拡大及びビジネスマッチング支援事業。 製造業の高付加価値企業への変革と産業復興の実現を図るため、11月開催の「ビジネスマッチング東北」への出展支援を行い、県内の製造業のものづくり再構築の支援事業として効果があった。
10 宮城 仙台商工会議所 宮城県下商工会議所 被災事業者に対する製造工作機械・OA事務機の運搬支援事業 大震災の被害を受けた宮城県下4商工会議所(仙台・塩竈・石巻・気仙沼)の中小・小規模事業者の事業再開を支援するため、被災事業所に対し遊休製造工作機械及びOA事務機の運搬支援事業。 神戸商工会議所の支援企業者から、遊休工作機械150点の無償提供を受け、震災の被害を受けた石巻商工会議所の中小企業1社への支援設備等の運搬供給を行った。無償設備の運搬費軽減により、被災地企業の事業再開への支援として大きく貢献した。
11 宮城 宮城県商工会議所連合会 仙台商工会議所 福島県下商工会議所 被災事業者に対するパソコン・OA事務機の運搬支援事業 大震災の被害を受けた福島県下3商工会議所(いわき・原町・相馬)の中小・小規模事業者の事業再開を支援するため、全国国公立・市立大学及び日本マイクロソフトとの連携を図り、被災事業所に対しパソコン・OA事務機の運搬支援事業。 全国国公立・市立大学等との連携を図り、パソコン・OA事務機等127点の無償提供を受け、震災の被害を受けた福島県下3商工会議所(いわき、原町、相馬)の中小・小規模企業127社へのパソコン・OA機器の運搬供給を行った。無償機器の運搬費負担軽減により、福島県内3地区の被災地企業の事業再開へ貢献した。
12 宮城 宮城県商工会議所連合会 仙台商工会議所 岩手県下商工会議所 被災事業者に対するパソコン・OA事務機の運搬支援事業 大震災の被害を受けた岩手県下4商工会議所(釜石・宮古・大船渡・久慈)の中小・小規模事業者の事業再開を支援するため、全国国公立・市立大学及び日本マイクロソフトとの連携を図り、被災事業所に対しパソコン・OA事務機の運搬支援事業。 全国国公立・市立大学等との連携を図り、パソコン・OA事務機等211点の無償提供を受け、震災の被害を受けた岩手県下4商工会議所(宮古・釜石・大船渡、久慈)の中小・小規模企業211社へのパソコン・OA機器の運搬供給を行った。無償機器の運搬費負担軽減により、岩手県内4地区の被災地企業の事業再開へ貢献した。
13 宮城 東北六県商工会議所連合会 仙台商工会議所 岩手県下商工会議所 被災事業者に対する製造工作機械の運搬支援事業 大震災の被害を受けた岩手県下4商工会議所(釜石・宮古・大船渡・久慈)の中小・小規模事業者の事業再開を支援するため、被災事業所に対し遊休製造工作機械を支援するマッチング事業及び運搬支援事業。 横浜・刈谷商工会議所の支援企業者から、遊休工作機械等30点の無償提供を受け、震災の被害を受けた釜石商工会議所の中小企業3社への支援設備等の運搬供給を行った。無償設備の運搬費負担軽減により、被災地企業の事業再開へ貢献した。
14 宮城 東北六県商工会連合会 仙台商工会議所 福島県下商工会議所 被災事業者に対する製造工作機械の運搬支援事業 大震災の被害を受けた福島県下3商工会議所(いわき・原町・相馬)の中小・小規模事業者の事業再開を支援するため、被災事業所に対し遊休製造工作機械を支援するマッチング事業及び運搬支援事業。 広島・名古屋・横浜・東京等11商工会議所の支援企業者から、遊休工作機械等31点の無償提供を受け、震災の被害を受けた原町商工会議所の中小企業8社への支援設備等の運搬供給を行った。無償設備の運搬費負担軽減による、被災地企業の事業再開へ貢献した。
15 宮城 宮城県商工会連合会 金華山潮風商店 金華山わかめ復活事業 三陸沿岸・牡鹿半島は壊滅的な被害を受け、事業再開に向けたわかめの種付けを手間ひまをかけ育て、出荷から加工、販売までの行程の新たなビジネスモデルとしての6次産業の取り組みを行い、金華山ブランドの復活と地域活性化及び事業再生のための販路開拓事業。 ブランド再構築のため、新たな加工技術によるワカメの茎・葉端を有効に活用した商品を製造し、10月から12月に開催された宮城復興支援物産展(東京物産館等)に出展し、販路拡大に効果があった。
16 宮城 宮城県商工会連合会 玉松味噌醤油株式会社 万能調味料(味タママツ)プロモーション強化事業 震災、風評被害により食材への影響が大きく、「食材王国みやぎ」として地域資源を活かした商品開発及び経営体質の改善を図ると共に農商工連携による地域資源活用認定のための復興支援物産等交流事業。 地域資源を活かした自社製品開発商品の市場戦略強化を図り、9月から11月に開催された復興支援物産展等への出展により予想を超えた多くの引合があり、売り上げの改善と他の商品への相乗効果が生まれ経営体質の改善が図られ事業としての効果を生むことが出来た。
17 宮城 加美商工会 宮城仮想工業団地運営委員会 全国ポータルサミットin宮城 宮城の震災からの「復興元年」として、企業の復興状況を全国に発信し域内外の企業間の交流の場としてサミットを開催し、新たな連携と新規開拓のための販路拡大事業及び復興・支援に向けた事業。 「復興元年」をアピールする研修会と宮城県内の企業と全国の企業との交流の場として、ポータルサミット(仮想工業団地)in宮城を10月に大崎市加美町で開催した。地域の枠組みを越えた交流連携強化を図り、新たな連携と新規開拓、販路拡大事業へ効果があった。
18 宮城 名取市商工会 閖上さいかい市場振興会 『閖上さいかい市場』感謝祭の夕べ 仮設店舗(30事業所)「閖上さいかい市場」を開設し、閖上の特産品の発信基地として、「閖上さいかい市場」を活用した商品の販売会を開き、地域ブランドを活かした新商品、水産加工品等の開発と新たな販路開拓を目指した復興のための支援事業。 名取閖上の特産品・ブランド商品の復活のためのイベント開催により、新規顧客開拓、販路拡大及び異業種交流・連携強化が図られ、内外への情報発信基地としての機能を果し、被災事業者の事業再開への支援として効果があった。(8月開催)
19 宮城 雄勝硯生産協同組合 雄勝石に係わる復興ビジョン検討委員会事業 伝統工芸品の雄勝硯の復興を図るため、生産再生や商品企画、販路拡大等の情報発信を行う方向性を探り、地域資源の再構築し復興のあり方について具体的な検討を行うための復興ビジョン検討委員会を設置及び事業再開へのホームページ作成事業。 復興ビジョン検討委員会を4回開催、ワーキンググループ会議を4回開催した。短期課題として外部との受発信のホームページを緊急に検討し新たに立ち上げた。中長期課題の復興ビジョン「雄勝石産業の復活を核とした生産とくらしの再生」を検討、達成目標1年目から3年目の計画で策定した。
20 宮城 特定非営利活動法人おおさき地域創造研究会 海の手山の手ネットワーク 被災者の仕事づくりと連携した経済復興プロジェクトⅡ 「海の手山の手ネットワーク」による沿岸部と大崎市で農産加工を行う復興支援事業。農業者、食品加工業者との、「共に良くするための仕組み」を作り、さらなる事業拡充のため人材育成を図り販路拡大、被災者の手仕事従事者の増員、生産管理体制の充実のための支援事業。 海の手(沿岸部)と山の手(大崎市)での雇用拡大及び経済支援を図るため、入手しやすい新聞を活用した「新聞バック」作りのインストラクターの養成支援。農業者、食品加工業者の事業拡充を図り被災者の手仕事従事者の経済効果が生まれた。
21 宮城 特定非営利活動法人ぐるぐる応援団 「いしのま★キッチン」:いきがい仕事づくり事業 市街地が壊滅し、営業できない状況にある中、4月に市役所一階への飲食店を開店することにより、地域住民や復興ボランティアに料理等の提供が可能となり、店舗整備事業として使用する備品の設置支援事業。 営業再開に伴う機器(冷蔵庫、厨房機器等)を4月に購入し、仮設住宅の入居者やボランティアへの飲食の提供と自立・雇用の促進支援として効果が生まれた。
22 宮城 特定非営利活動法人亘理いちごっこ 子どもの学習環境を克服するための支援事業 仮設住宅で暮らす子供(小中高生)たちの学習環境の整備を図り、学力と勉学意欲の向上のための予習・復習講座を学生ボランティアと共同開催し子供無料学習のための支援事業。 6月~9月の毎週 火・水曜日に学習塾「寺子屋いちごっこ」を開設した。学生ボランティアによる学習環境の整備により子供達の学習能力の向上が図られた。
23 福島 福島商工会議所 大規模展示会出展事業 民間の力を結集し福島市の再生に向けて、会員企業の復興支援のため、福島県外等における大規模展示会に出展し、逆境に負けず、ものづくりに挑む姿を発信する事業。 ものづくり企業の再生に向けた、会員企業の復興支援のため「ものづくり企業ガイドブック2012」を作成し、6月に開催された首都圏での大規模展示会出展し、域外企業とのビジネスマッチング・交流により、新たな商品開発・営業戦略等へ情報を受け、ものづくり企業の復興アピールの情報発信事業として効果が生まれた。
24 福島 福島商工会議所 福島県産品における風評被害対策事業 県内企業においては、放射能汚染による風評被害を受け、消費者からの敬遠されている。輪島商工会議所が東京で行う「輪島物産展」への出展を通して市場に流通している県産品の安全性を全国に向け発信し、復興PR活動を行う事業。 東京丸の内ビルで7月に開催された、「輪島物産展」へ出展し、県内物産事業者の事業支援及び産品等の販売促進事業として効果が生まれた。
25 福島 郡山商工会議所 郡山まちづくり推進協議会 まちなかの日(まちなか宝さがし合戦) 風評被害を受けている域内商店街等の閉塞感を打破すべき、“まちなか”の賑わいと子供たちへの夢と元気を与えるための事業として、地域の商店街と家族及び関係者との交流イベントを開き、地域への郷土愛を育み、豊かな市民性を醸成すると共に、地域商店街の振興及び活性化支援事業。 地域の商店街と家族の交流イベント「まちなかの日(まちなか宝さがし合戦)」を8月に開催、地域への活性化と地域商店街の振興支援事業として効果があった。
26 福島 郡山商工会議所 郡山食肉三水会 「福島牛」消費拡大PR事業 風評被害を受け、「福島牛」の信頼回復のため、食肉小売店が共同による統一した商品化と企画販売を通して、食の安全性の情報発信を行い、消費拡大を図るための事業。 食肉小売店及び流通業者とのタイアップを図り、新商品の福島牛復活「福カツ=メンチカツ」を開発し、11月に福島市内においてイベントを開催し、地産地消の枠を超えた多くの消費者からの評価を受け産業振興の効果があった。
27 福島 財団法人福島県都市公園・緑化協会 ふくしまキッズ博実行委員会 大学生による屋内遊び場創設事業 子供たちが風評被害にさらされた故郷を愛し、誇りに感じられ、やすらぎを与えられる環境を整えるためのイベント「ふくしまキッズ博」を開催し県外避難者との交流による福島の魅力をアピール・創出するための支援事業。 子供たちの笑顔と元気を取り戻すための事業として、国内外の玩具メーカーの協力により、屋内による「ふくしまキッズ博」を8月に開催し、福島県をはじめ東北の子供と母親に夢と元気を与える事業として効果があった。
28 福島 会津喜多方物産協会 販路開拓緊急対策事業 会津喜多方の魅力を全国に発信し、アグリフードEXPO 2012((㈱日本政策金融公庫)出展を行い、農産物等の食品安全・安心をPR、新たな販路拡大と企業復興の支援事業。 東京ビックサイトで8月に開催された、「アグリフードEXPO 2012」に出展し、新たな企業との取組及び販路開拓並びに情報・交流等が図られ、出展企業以外の域内企業への効果があった。
29 福島 株式会社ゆめサポート南相馬 「南相馬未来産業研究会」販路拡大支援事業 震災による影響を受けた南相馬地域の早期の復興、雇用拡大及び経済活性化事業として展示出展による事業創設のための事業。 超精密金属加工、高密度実装等の高い技術力を有する企業との情報交換、交流による新たな顧客獲得、販路拡大、技術開発へのネットワーク環境の構築が得られている。今後の事業活性化及び雇用拡大に結び付く事業の効果があった(11月郡山市で開催:メディカルクリエーションふくしま2012出展)
30 福島 全国やきとりンピックINふくしま実行委員会 全国やきとりンピックで新焼き鳥開発事業 福島県の食文化を代表する「焼き鳥」の農産物の風評被害を払しょくするため、新ブランド化を目指し、福島県民の元気と、福島の魅力を全国に発信する新たな焼き鳥の開発と共に空洞化している中心市街地の活性化促進事業。 新商品(焼き鳥を使用した丼)の開発を行い、地域おこしのイベント「全国やきとりンピックinふくしま」及び「やきとりフォーラム」を10月に福島市内で開催し、域内外からの誘客(約5000人)による地域交流促進及び観光産業の活性化支援事業の効果があった。
31 福島 会津産業ネットワークフォーラム 会津地域ものづくり企業活性化事業 風評被害の影響による域内産業の活動の停滞に伴い、避難者の失業者の対策が大きな問題となっている。会津地域のものづくり企業の復興状況を域外企業へのアピールすると共に取引・販路拡大を図り地域・企業の活性化と雇用拡大を図るための支援事業。 会津地域のものづくり企業の復興状況を、9月に技術展示会を開催し域外企業へ技術と製品のアピールができた。また、12月に講演会開催し取引・販路拡大に効果があった。